ベーシックCCRダイバー(KISSスポーツ/KISSクラシック)


Jetsam Technologies 社製 kissスポーツ及びKISSクラックを最大水深40m、安全 /減圧停止5分以内/水深6m以内で運用するためのコースです。

吐息を水中に放出しないでシステムを循環させ、代謝によって発生した二酸化炭素を除き、酸素を定量で加えることで吸気に再利用するコンスタントフロー式のメカニカルフルクローズドサーキットリブリーザー(CCR)、KISSスポーツ/KISSクラシックのテクノロジーに対する知識とリスクを理解し、トラブル時の対応法を含む効率的な使用法を確実に身に付けていたくことが出来ます。

マニュアルやコーススタンダード上の内容はもちろん、それらには紹介されていない細かいポイント、効率的な運用法、CCRならではのリスクの回避法等についての紹介やトレーニングも含んだ充実したカリキュラムを用意しております。

ミニマム8時間のレクチャーとミニマム1/2日のプール(コンファインドウオーター)実習。ミニマム7ダイブの海洋実習が基本コースとなっています。海洋実習にはプール講習の内容が確実にクリアできようになってから進んでいただきます。

リブリーザーダイバープログラムは各リブリ−ザ−メーカーによって提供されたプログラムを併用するため、認定は各モデルごとに行われます。従って、このプログラムの終了によって発行されるCカードは、Jetsam Technologies 社製 kissスポーツ、あるいはKISSクラックの、エアデュリエントによる運用を対象としたものとなります。


■参加条件
  ・アドバンスドナイトッロックスダイバーの認定(団体は問いません)
  ・60ダイブ以上のダイビングキャリア
  ・18歳以上
  ・TDI指定のメディカルチェックリスト上問題がないこと


■講習内容:別ウインドウで紹介
■必要器材:別ウインドウで紹介
■必要時間:ミニマム4日間
■費用:¥203200(以下内訳)
  ・コースフィー¥45,000(教材費含む)
  ・プール(コンファインドウォーター)実習費 ¥18,000
  ・海洋実習費(3.5日間・7ダイブ) ¥136,000
  ・申請料 ¥4,200

※リブリーザーユニットをレンタルする場合は別途レンタル料金(\18,000/1日)が
  必要です。


※原則2名様からの開催となります。
  (マンツーマンでの開催に関してはご相談下さい)
※最低日数で講習が終了しない場合は別途補講費が必要となります。
  (補講費用は実費+¥25,000/1日となります)
※現地までの交通費、食費、宿泊費は含みません。
※ボートダイビングをご希望の場合は別途ボート代実費が必要となります。
※海外・沖縄・小笠原等遠隔地での実習には別途旅費が必要となります。
※一般のレクリエーショナルダイビングに必要な器材は御用意下さい。


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講習内容

●レクチャー
 1)リブリーザーの歴史と発展
 2)OC,CCR、SCRの比較と各タイプの利点/問題点
 3)システムの実際的なメカニズム
   A:CCRの組み立てと取り外し
   B:ユニットのレイアウトとデザイン
   C:吸収剤キャニスターのデザインとメンテナンス
   D:ブリージングループの浄化手順
   E:メーカー指示の追加アイテム(ADV・フローストップ)
   F:KISSバルブを代謝比率に合わせて調整する
   G:KISSバルブのメンテナンス
   H:DSV(マウスピース)の使用法とデザイン、限界
 4)ガス生理学
   A:酸素中毒
   B:窒素の吸収
   C:CO2中毒
   D:ガス消費量
 5)エレクトロニクスシステムのデザインとメンテナンス
   A:O2代謝率
   B:燃料電池
   C:システム・エレクトロニクス機能と測定手順
   E:バッテリー条件/テスト・キャリブレーション
 6)ダイブテーブル
   A:コンスタントPO2原理
   B:CNSとOTU追跡の認識
   C:EADオペレーション
 7)ダイブコンピューター
   A:ミックスの調整
   B:コンスタントPO2モード
   C:O2蓄積
 8)ダイブ計画
   A:オペレーション計画
   B:ベイルアウトシナリオを含めたガス消費量
   C:酸素限界
   D:窒素限界
   E:アウトボードおOCベイルアウト
 9)緊急手順
   A:B.A.D.D.A.S.Sの使用.
   B:スリーHの問題
   C:ループの浸水
   D:セル・警告
   E:バッテリー故障


●ダイブ前ドリル
 1)ダイブ前のチェック
 2)O2アナライザーを使いガスをチェックする
 3)次の内容を含む正しいダイブ前・計画手順をデモする
   A:システムの使用に元ずく限界
   B:選択したPPO2レベルでの酸素暴露に基づく弦愛
   C:計画された水深とPO2セットポイントの窒素吸収に基づく限界
   D:熱制限

●水中ドリル(コンファインドウォーターでの確認後海洋実習)
 1)緊急手順
   A:マウスピースドリル
   B:ガス・シャットダウンとガスの喪失
   C:ホースの破裂
   D:吸収剤キャニスターの浸水
   E:二酸化炭素の不完全吸収状態
   F:セミクローズドモード
   G:低酸素ドリル
   H:高酸素ドリル
   I :ループの浸水
   J:エレクトロニクスとバッテリーの故障
   K:動けなくなったCCRダイバーの為の正しい浮上手順を行う
 2)浮上コントロールのためのBC/スーツの使用
 3)効果的なループの呼吸量(ミニマムヴォリューム)
 4)リークバブルチェック(潜降時3−6mで停止して行う)
 5)PO2レベルのモニタリング
 6)PO2のマニュアルコントロール
 7)DAM/SMBとリールの使用
 8)潜水計画を正しく実行する
   A:決められた水深でのセーフティーストップ
   B:水深/位置を維持した停止
   C:コントロール浮上
 9)潜水後の器材の分解と汚染や疾病を防ぐための洗浄の手順


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必要器材

●完全なKISS CCRユニット
●最低1個のCCRダイブコンピューター又はボトムタイマーと深度計
●フィン・マスク・ブーツ(ウエットスーツの場合)
●環境に適した保温スーツ
●バックアップのマスク
●予備の水深計とダイバーズウオッチ、ボトムタイマー
●DAMあるいはリフトバック(12kg以上の浮力が必要)
●最低40mのラインを備えたリール
●カッティングディバイス(2個以上)
●スレート又はノート
●酸素アナライザー(インストラクターの提供でも可)
●適切なウエイト
●ベイルアウト用のガス


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